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2018年は“和製大砲”豊作の年?

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岡本和真は今年こそチャンスを掴めるか(C)KYODO NEWS IMAGES

助っ人大砲の仕上がり上々


 シーズン開幕まであと2週間。オープン戦では若手選手たちのアピール合戦が続く中、今年も主力として活躍が期待される選手たちが徐々にギアを上げている。

 たとえば、今季から巨人に加入した昨季のセ・リーグ本塁打王アレックス・ゲレーロ。15日のソフトバンク戦ではオープン戦第5号の一発を放ち、12球団単独トップに浮上。2年連続のキングへ向けて、幸先良いスタートを切った。

 ほかにも本塁打王獲得歴のあるウラディミール・バレンティン(ヤクルト)やブランドン・レアード(日本ハム)といったところが3本塁打と順調な仕上がりを見せており、広島では育成出身のアレハンドロ・メヒアが3本塁打で猛アピール。外国人選手たちがさすがのパワーを発揮している。


待ったをかける和製大砲


 しかし、その争いに待ったをかける日本人選手がいる。その筆頭が、今季から外野に挑戦中のオリックス・宗佑磨である。

 スマートな体躯は公称181センチ・78キロ。見た目からは俊足巧打タイプの印象が強いが、高い身体能力から繰り出されるフルスイングで4本塁打をマーク。ゲレーロを1本差で追いかけているのだ。

 本数こそ重ねているものの、上述の通り見た目の“大砲感”はあまりなく、起用法としては主軸と言うよりもリードオフマンとなりそうだが、秋山翔吾(西武)や茂木栄五郎(楽天)といった長打もあるトップバッターとしての活躍に期待がかかる。

 その“和製大砲”というイメージがしっくり来る選手と言えば、日本ハムの横尾俊建だろう。

 今年でプロ3年目になる男は、177センチ・93キロのころんとした体型から“おにぎりくん”の異名を持つ。フルパワーながら柔らかいスイングでアーチを描く姿はまさに大砲。昨季は50試合に出場を果たし、終盤戦はレギュラーに定着。初本塁打が8月27日ながら、そこから7本の本塁打を放った。

 ブレイク候補として名前が挙がるなど、大きな注目を集める今季もここまでオープン戦で3本の本塁打をマーク。打率も.400と好調を維持しており、今からシーズン開幕がたのしみだ。


イースタン二冠王に期待


 今季こそ…という想いに燃えるのは、巨人の岡本和真だ。

 智弁学園高から2014年のドラフト1位でプロ入り。未来の主砲として大きな期待をかけられたが、ここまで一軍で思うような結果を残せないまま、プロ4年目を迎えた。

 それでも、二軍では96試合の出場で打率.270、10本塁打、55打点を記録するなど、やはりポテンシャルは高い。今年はここまでマギーや阿部慎之助らと一塁・三塁のポジションを争いながら、オープン戦で3本塁打を記録するなどアピールを続けている。

 実はルーキーイヤーに放った1本以降、一軍での本塁打は出ていないだけに、今年こそは3シーズンぶりの一発、そしてレギュラー奪取に期待したい。


 その岡本を抑えて、昨季イースタン・リーグの二冠王に輝いたのが楽天の内田靖人。こちらも期待の和製大砲候補だ。

 打率こそ.234と低かったものの、18本塁打と66打点で堂々のリーグ二冠。一軍では7試合の出場で打率.048と高い壁に苦しんだが、このオープン戦では打率.464で2本塁打、打点は12球団トップの9つをマーク。レギュラー獲りへ猛アピールを見せている。

 ウィーラーやペゲーロ、アマダーといった外国人スラッガーの多いチームの中で、今年こそ一軍定着なるか。高卒5年目の大砲候補に注目だ。



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