小学生約30万人にプレゼント
西武の選手会長を務める増田達至、十亀剣、高橋朋己の3投手が16日(木)、本拠地・所沢の小手指小学校を訪問し、ライオンズのベースボールキャップを全校生徒に贈呈した。
全校生徒約650名が集まる体育館で贈呈式が行われ、増田、十亀、高橋の3選手が姿を現すと、子どもたちが総立ちになり大歓声で歓迎。その歓迎ぶりには増田も「喜んでくれたことが一番良かった」とコメント。小学生との交流を振り返りつつ、「キャップをかぶって球場きて応援してもらえることが一番。ぜひ足を運んでもらいたい」とメットライフドームでの観戦も呼び掛けた。
贈呈式終了後には、全校生徒での記念撮影や代表者とのキャッチボールなどで生徒と交流。キャッチボール終了後には、サインをせがむ子供たち一人ひとりと会話を交わしながら丁寧にサインを行っていた。
放課後にはライオンズのキャップをかぶって校庭で遊ぶ子供たちやキャップをかぶったまま下校する生徒の姿が多く見られ、これまで野球にそれほど関心がなかったという子供たちからも「球場で野球を見てみたい」という声が聞かれた。
西武は今月7日に、ファンに愛され、地域に根ざした球団を目指すべく、「野球振興」「こども支援」「地域活性」の3つの柱を中心としたコミュニティプロジェクト「L-FRIENDS(エルフレンズ)」をスタート。今回のキャップ贈呈は、その活動の一環であり、埼玉県内の小学校などに通う子どもたち約30万人を対象にオリジナルベースボールキャップを順次プレゼントしている。