◆ 3戦合計8失点、開幕へ不安募る
中日の田島慎二投手が20日、ソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクD)に救援登板。同点ソロに続きサヨナラ3ランを浴び、チームは5-8で敗れた。
田島は1点リードの9回に4番手として登板。セーブシチュエーションの貴重なテスト機会だったが、先頭の中村晃に、ど真ん中に入った初球を軽々と右翼席へ運ばれた。1球で同点に追いつかれた守護神は、続く松田を三ゴロに。しかし、三塁・堂上が一塁へ悪送球し、バックの失策でサヨナラの走者を背負った。
その後、二死二、三塁まで漕ぎつけたが、最後は2番川島に3ボール1ストライクとカウントを悪くしたあと、高めに浮いた直球を左翼席中段へ運ばれた。
田島は手痛い2発を浴び、0回2/3、4失点(自責点1)で負け投手に。オープン戦はこれで、1回4安打2失点だった9日の阪神戦(甲子園)、1回2安打2失点だった14日の西武戦(ナゴヤD)に続き、3戦連続の複数失点となった。