◆ 開幕へ向け、意味のある121球
楽天の藤平尚真投手が21日、西武とのオープン戦に先発登板。極寒の中で終始制球に苦しんだが、5回9奪三振1失点と力投した。
外は雪が舞い落ちていた西武の本拠地・メットライフドーム。厳しい寒さの中、藤平は初回からピンチの連続。それでも、要所を締める投球で4回までゼロを並べた。
5回は二死二塁で7番外崎をスライダーで空振り三振に仕留め、グラブをポンと叩いた。しかし、捕手の足立が後逸し、結果は振り逃げ。二死一、三塁となったあと、続く炭谷に同点となる右前適時打を許した。
それでも、9番金子侑を遊ゴロに仕留め5回1失点。7安打5四死球を許し、計121球を投じたが、環境下を考慮すれば充分評価できる内容だった。