西武の本拠地メットライフドームで21日、「西武グループ」ならではの仕事が体験ができる小学生が対象の課外学習活動『西武塾』の卒業式が行われた。
小学1年生~6年生までの総勢42名の塾生たちが「ファンクラブのスタッフ体験」や、同日に行われた楽天戦の試合開始直前に選手をグラウンドに送り出す「花道ハイタッチ」を体験。試合前にはスタジアム見学中に辻発彦監督がサプライズで登場し、記念撮影を行うなど、かけがえのない時間をすごした。

「花道ハイタッチ」を行ったあとには、西武鉄道の車掌体験や八景島シーパラダイスでの飼育員体験、プリンスホテルでのパティシエ体験など、これまでの活動を振り返り、「卒業証書」を授与。西武の主砲・山川穂高からは「卒業おめでとう。一年間の素晴らしい体験を糧に、いろいろな所で活躍することを願っています」と卒業生に向けて餞の言葉がおくられ、塾生の柳川宗一郎君(4年生・10歳)は「ライオンズの選手とはハイタッチできてよかった。すごく良い経験ができました」と充実の表情で最後の活動を振り返った。