“仮想・菅野”オリ山岡の前に1安打…
阪神は25日、オリックスとオープン戦最終戦(京セラD大阪)を行い、1-1で引き分けた。打線は8回、大山が同点ソロを放ったものの計2安打。オープン戦のチーム打率は.225まで沈み、3月30日の開幕・巨人戦(東京D)を迎えることになった。
阪神打線はオリックス先発・山岡の前に6回まで1安打。開幕戦でぶつかる巨人先発・菅野を見据え、1番糸原、2番鳥谷、3番糸井と出塁率の高い左打者を並べたが、期待の上位陣はいずれも無安打に倒れた。
4番のロサリオは、山岡と2番手・榊原のスライダーに翻弄され、3打数無安打2三振。オープン戦打率は.143まで悪化した。
1点を追う8回、6番大山がオープン戦1号となる同点弾をバックスクリーンへ。ようやく試合を振り出しに戻したが、あとが続かず打線は計2安打と沈黙した。投手陣は先発・秋山が5回無失点と好投。救援陣もオリックス打線を1点に封じたが、打線に復調の兆しは見られず、オープン戦は2勝12敗2分の最下位で終えた。