広島は外国人枠争いもし烈
リーグ3連覇を目指す広島は25日、ソフトバンクとのオープン戦最終戦(マツダ)に4-2で勝利した。オープン戦MVPには、アレハンドロ・メヒア内野手が選ばれた。
広島は1点を追う4回、敵失と7番エルドレッドの中犠飛で逆転。5回には3番丸が左前適時打を放ち4-1とした。投げては先発の大瀬良が、5回3安打1失点と好投。2点リードの9回は守護神・中崎が3者凡退に抑え、オープン戦は3勝9敗2分と苦戦したが、最後は白星で締めた。
試合後にはオープン戦のチームMVPが発表され、同打率.300、4本塁打、10打点をマークしたメヒアが選ばれた。昨シーズン支配下登録された助っ人は「MVPに選ばれてすごくうれしい。キャンプから一生懸命練習して、(オープン戦で)3試合連続本塁打も打てた。過去2シーズン、ファームでしっかりやってきたので、今年はレギュラーを獲りたい」とシーズンへの意気込みを語った。
広島は実績のあるジョンソン、ジャクソン、エルドレッドを筆頭に、外国人枠争いがし烈。左手死球の影響で二軍調整中のバティスタ、新加入右腕のカンポスも含め、計6選手で4枠を争う。