ニュース 2018.03.29. 14:00

2年連続の大役へ!DeNA・石田健大「今までで一番の状態」

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開幕戦への意気込みを語る石田健大 [写真=どら増田]

“真っ直ぐ”に手応え


 DeNAは29日、横浜スタジアムで開幕前日会見を行った。

 あす30日から、本拠地にヤクルトを迎えての開幕3連戦となるDeNA。昨年はヤクルトの本拠地・神宮へ乗り込んでの戦いだったため、今年は入れ替わる形となっている。

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 DeNAの開幕投手は石田健大。昨年に引き続き、2年連続での大役となる。

 まぶしい日光が横浜スタジアムの新しい人工芝を照らす中、スッキリとした表情で現れた左腕は「今まででいちばんの状態」と力強く宣言。その理由については「昨年は全体的に自分の中でしっくり来ない球ばかり投げていたけど、今年は真っ直ぐのかかりも良い。バッターの差し込まれ方を見ても、しっかり球が行ってるんだなと感じます」と速球への手応えを語りつつ、「真っ直ぐが生きてると変化球もしっかり腕が振れて良い球が行くので、やっぱり軸となる真っ直ぐが去年よりはちょっと違うかなと感じています」と仕上がりの良さを口にした。

 バッテリーを組む戸柱恭孝とも「キャンプからいろいろな話をしてきた」そうで、「自分の良い球、悪い球の判断。きょうはこの球が良いというのを、1回投げるまでの間に分かってくれる」と信頼関係をアピールする。

 理想の展開については、「やっぱり0で抑える」とし、つづけて「自分1人で投げ抜くというよりも、自分の投げられるところまで全力で一球一球投げていくスタイルが良いのかなと。後ろも良いピッチャーがたくさんいますし、自分の仕事をしっかりして、流れの良い試合をしたい」と全力投球を約束した。

 

投手陣を引っ張る覚悟も


 2年連続で開幕投手を務めることに関しては、「やっぱり騒がれますし、去年はそういう試合に投げる気持ちというのをどう入ったら良いか分からない状態で試合に入っていた」と1年前を回顧。

 「試合に入ってみないとわからない雰囲気をマウンドに立って感じて…まぁ…刺されるじゃないですけど、試合に入ってから感じてしまったので。ちょっと遅かったというか」と昨年の反省点を振り返りつつ、「そういう雰囲気があるのが分かった上で今年は投げられるので、その辺はプラスかなと思います」と前を向く。

 また、今永昇太や浜口遥大など、ケガ人が続出している投手陣についての質問が飛ぶと、「去年は僕もケガをしまして、二軍にいる時期もありました。その時に上で投げているピッチャーには助けてもらっていたので、今度は逆の立場の気持ちで。ファームにいる選手の分もしっかり補えるように、良いピッチングをずっと続けられたらなと思います」と、投手陣を引っ張っていく覚悟を見せた。


「楽しむ」が合言葉


 そんな石田に対して、キャプテンの筒香嘉智は「素晴らしいピッチャー。早く点を取ってあげることで健大を楽にさせてあげたい」とコメント。石田も筒香本人から「しっかり周りを見て、年間の1試合という気持ちを持ってやっていれば大丈夫」と直接声をかけられたという。

 「去年と同じ相手ですし、去年はやられている分、返さないといけないという気持ちがあります」と石田。「今年はホームでの開幕ということで、ファンの皆さんも違う雰囲気で球場に来られると思うので、その雰囲気に飲まれないように。声援やその雰囲気を楽しみながら、自分の球を投げられればと思います」と意気込みを語った。


 チームを率いるアレックス・ラミレス監督も、「5回、6回、7回。どこまで投げるか分からないが、とにかく勝ってもらいたい。明日が待ちきれない」と大きな期待と信頼を寄せている。

 最後に、“第1球は何を投げますか?”という質問には「打たれちゃうので秘密です!」と笑ってかわした左腕。明日のテーマは「楽しむこと」――。それは筒香も、ラミレス監督も語っていたことだった。

 20年ぶりのリーグ制覇へ向けて、まずはホーム開幕を「楽しむ」こと。勇者の遺伝子たちの戦いが、いよいよはじまる。


取材・文=どら増田


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