巨人・菅野、阪神・メッセの投げ合い
いよいよ30日に開幕するプロ野球。日本野球機構は29日、開幕戦の予告先発投手を発表した。
東京ドームで行われる巨人-阪神戦は、巨人が2年ぶり4度目の菅野智之、阪神が4年連続でメッセンジャーが大役を務める。菅野は開幕戦で勝利投手になれば、別所毅彦氏、斎藤雅樹氏に並び球団最多タイの開幕戦通算4勝となる。
2011年以来7年ぶりに本拠地・横浜スタジアムで開幕を迎えるDeNAは、2年連続で石田健大が先発。対するヤクルトは、来日1年目の昨季チームで唯一規定投球回に達したブキャナンが大事な初戦を任された。
リーグ3連覇を目指す広島は、ジョンソンとともに“Wエース”として先発陣を引っ張る7年目の野村祐輔が初の大役。相手の中日は、球団歴代最年少でサウスポー・小笠原慎之介が先発する。
ソフトバンクは育成出身・千賀が先発!
ソフトバンクは昨季最多勝に輝いた東浜巨ではなく、昨季勝率第1位のタイトルを獲得した育成出身の千賀滉大を抜擢。育成出身の投手としては、初めての開幕投手に臨む。対するオリックスは、エースの金子千尋ではなく、プロ10年目の西勇輝が初めて開幕のマウンドを託された。
ZOZOマリンで行われるロッテ-楽天戦は、ロッテが涌井秀章、楽天が則本昂大と、開幕投手経験者同士の投げ合いとなる。涌井はNPBの投手では、この10年で最も多い開幕戦5勝をマーク。則本も2014年と2016年に開幕戦で白星を手にした。
大谷翔平が抜けた日本ハムは、新外国人のロドリゲスが開幕投手に決まった。ロドリゲスはオープン戦5試合に登板して、1勝1敗、防御率4.05の成績を残している。西武の菊池雄星は3年連続の大役。昨年の開幕戦では今年と同じ敵地・札幌ドームでの日本ハム戦で、7回を1失点に抑え勝利投手になっている。
発表された30日の予告先発投手と試合予定は以下のとおり。
【パ・リーグ】
日本ハム(ロドリゲス)- 西武(菊池雄星)
<札幌ドーム 18時30分>
ロッテ(涌井秀章)- 楽天(則本昂大)
<ZOZOマリン 18時30分>
ソフトバンク(千賀滉大)- オリックス(西勇輝)
<ヤフオク 18時30分>
【セ・リーグ】
巨人(菅野智之)- 阪神(メッセンジャー)
<東京ドーム 18時00分>
DeNA(石田健大)- ヤクルト(ブキャナン)
<横浜 18時30分>
広島(野村祐輔)-中日(小笠原慎之介)
<マツダ 18時00分>