直近10年・開幕戦成績ランキング
3月30日、いよいよプロ野球の新シーズンが開幕する。
143試合のうちの1試合とはいえ、見る方もプレーする方も自然と力が入るのが開幕戦。やはりどんな監督でも、最初の試合は勝利を掴みたいところ。
今回は12球団の“開幕戦の成績”に注目。過去10年の勝率をランキングにしてみた。
【開幕戦勝率ランキング】
※2008年以降
1位 .778 ソフトバンク(7勝2敗1分)
○○○△○○○●●○
1位 .778 阪神(7勝2敗1分)
○○○○△○●○●○
3位 .700 巨人(7勝3敗)
●●○○●○○○○○
☆5連勝中!
4位 .600 西武(6勝4敗)
●○○○●●●○○○
☆3連勝中!
5位 .500 楽天(5勝5敗)
●○●○●●○●○○
5位 .500 日本ハム(5勝5敗)
○●●●○○○○●●
5位 .500 ヤクルト(5勝5敗)
○●●●○●○○●○
8位 .400 ロッテ(4勝6敗)
●●●●○○●○○●
9位 .333 広島(3勝6敗1分)
△○○●●●○●●●
※3連敗中...。
9位 .333 DeNA(3勝6敗1分)
●●●○△○●●○●
9位 .333 中日(3勝6敗1分)
△○●●○●●●○●
12位 .222 オリックス(2勝7敗1分)
○●○△●●●●●●
※6連敗中...
今年の注目ポイントは…
トップは同率でソフトバンクと阪神が並んだ。
ソフトバンクは08年から14年にかけて1分を挟み5連勝。15年・16年と連敗を喫したが、昨季は和田毅が連敗を止めた。今年は千賀滉大が育成出身として史上初の開幕投手を務める。
そんなソフトバンクが開幕戦で対するのが、開幕戦6連敗中のオリックス。初めて開幕投手の大役を任された西勇輝は、開幕戦に強いソフトバンクに勝って悪い流れを断ち切ることができるか。注目だ。
ソフトバンクと並んで勝率トップタイの阪神は、開幕戦5連勝中の巨人と激突。5年連続の開幕勝利は巨人の球団タイ記録であり、今年は記録更新がかかる一戦。阪神としては目の前での快挙達成は絶対に阻止したいところだろう。
開幕投手を務めるのはランディ・メッセンジャー。今年で4年連続5度目と、開幕戦の経験は豊富だ。あと16勝としている通算100勝をはじめ、外国人投手による歴代最多奪三振(あと144個)、通算1500投球回(あと147回)など、様々な記録への挑戦に期待がかかるシーズン。その最初の登板に注目が集まる。