敵地でのマーリンズ戦に先発したカブスのダルビッシュ有

◆ 2番手左腕・ダンシングが好救援

 ドジャースからカブスへFA移籍したダルビッシュ有投手が3月31日(日本時間4月1日)、敵地でのマーリンズ戦で移籍後初先発。4回まで粘りの投球を見せるも、5回に打球を右足に受け急変。4回1/3を投げ、5安打4四死球で5失点。同点の場面で降板し、移籍後初勝利はお預けとなった。

 ダルビッシュは初回、先頭のブリンソンに死球を与えたあと、続くディートリッチに甘くなったスライダーを右翼席上段へ運ばれた。いきなり2点を失ったが、その後は球威のある直球を軸に粘りの投球。制球にバラつきこそあったが、4回まで2失点で乗り切った。

 自らの送りバントなどもあり、カブス打線は5回に3点を勝ち越し。勝利投手の権利をかけ、ダルビッシュは5回のマウンドに登ったが、先頭・ロハスの打球が右の足先付近を直撃。右腕はマウンドへ駆け付けたマッドン監督らにノーダメージをアピールしたが、直後の打者にはストレートの四球。さらに代打・テリスには1ボールからの直球を右前へ運ばれ、無死満塁の大ピンチを招いた。

 続くブリンソンは詰まらせたが、これが中前へポトリ。3点目を失い、続くディートリッチは三直に仕留めたが、3番カストロには左前への2点適時打を許し、同点に追いつかれたところで降板となった。

 なおも一死一、二塁のピンチだったが、ここは2番手左腕のダンシングが見事な火消し。ダルビッシュは5回途中102球を投げ、5安打4奪三振4四死球の内容。5失点ながらも同点時の降板だったため、勝敗は付かなかった。

 試合は6-6で迎えた延長10回、カブス打線が一挙4点を勝ち越し勝負あり。マーリンズは中盤以降に粘りを見せたが、2戦連続の延長戦勝利とはならなかった。

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ベースボールキング編集部

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