◆ 序盤は制球に苦しむも…

 オリックスは4日、本拠地・京セラドーム大阪でロッテとの2回戦に臨み、吉田正尚の逆転2号2ランや新外国人アルバースの粘投もあり7-1で勝利した。

「珍しくコントロールに苦しんでいたけど、よく粘ってゲームを作ってくれた」

 試合後、福良淳一監督は来日初登板、初先発を務め、6回を92球、1失点と好投した新外国人左腕アルバースを称えた。

 春季キャンプ、オープン戦と“ストライク先行”のイメージが強かったアルバースだが、初回から制球に苦しんだ。先頭の荻野貴司に四球を与えると、送りバントと中村の中前適時打でロッテが先制。2回と3回も四球による走者を許したが、ここを無失点で切り抜ける。

 序盤にコントロールが乱れた原因について、アルバースは「初登板を凄く楽しみにしていたので、興奮し過ぎて自分自身の気持ちの昂りをコントロールすることできなかった」と照れ笑いを浮かべながら説明。

 しかし、4回以降は田村にヒットを許したのみと「本来のピッチング」を披露。すると打線も、吉田正のバックスクリーン上に飛び込む特大2ランやマレーロの犠飛、小谷野の走者一掃3点タイムリー二塁打などで7得点を挙げ、左腕を援護した。

◆ 新戦力の左腕2人で2勝

「ハジメマシテ!アルバースデス!ヨロシクオネガイシマス!」

 来日初のヒーローインタビューで自己紹介を振られたアルバースは、いきなり日本語で挨拶すると、最後にはオリックスのファンクラブのスローガンである「BsSpirits‼!」とシャウト。よく聞こえなかった報道陣から質問されると、「BsSpiritsだよ!発音が良すぎたかな?」とおどけつつ、「マウンドも球場の雰囲気も良かったし、(序盤の制球難は)気持ちの高まりが問題だから、次は大丈夫」と次回登板を見据えた。

 ルーキー左腕の田嶋に続いて、新助っ人左腕がもたらした2勝目は、長年にわたり軸となる先発左腕に悩んできたオリックスにとって明るい材料となるのか――。 新戦力左腕のさらなる活躍に期待したい。

取材・文=どら増田

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どら増田

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