昨年まで西武でプレーした菊池雄星(C)KYODO NEWS IMAGES

◆ 8回1失点も「イマイチ」

 開幕5連勝中と好調な西武が6日、本拠地メットライフドームでオリックスと対戦。先発・菊池雄星が8回109球1失点という投球を見せると、浅村栄斗と山川穂高の主軸に一発が飛び出し、投打の噛み合った西武が1991年以来となる開幕6連勝を飾った。

 西武の先発・菊池は4回までオリックス打線に安打を許さず、走者は四球による2人のみという内容。辻発彦監督は「イマイチだった」と振り返ったが、「粘り強く先取点をとるまで頑張ってくれた」と、試合を作ったエースのピッチングを評価した。

 菊池自身も「去年1年と比べると(状態は)下の方」、「勝負所だけ強い球をいけるように。あとは凌ぎながらコントロールしながらだった」と本調子ではないことを感じているが、3回あたりから足を上げる速さを変えるなど、試行錯誤。リリースポイントを意識したというチェンジアップも駆使し、オリックスにリードを許さなかった。

 それでも「開幕戦より手応えはあった」と語り、ギアを上げた8回には「良いボールが何球かいっていた」と収穫も。オープン戦期間中の寝違えもあり、調整の遅れを感じているが、「必ず調子は良くなると思っている。勝負は5月、6月。本調子ではないですけど、4月はこういうピッチングをしながら徐々につかんでいくものだと割り切っている」と先を見据えた。

 なお、西武は開幕から全試合で先発投手に白星がついており、これは球団史上初の出来事。27年前の1991年は開幕8連勝だったが、今回はどこまで勝利を積み重ねられるか注目だ。

◆ 開幕連勝中の勝利投手

【1991年】
1戦目:渡辺久信
2戦目:渡辺智男
3戦目:郭泰源
4戦目:工藤公康
5戦目:鹿取義隆
6戦目:ヤング
7戦目:渡辺智男
8戦目:郭泰源

【2017年】
1戦目:菊池雄星
2戦目:多和田真三郎
3戦目:ウルフ
4戦目:十亀剣
5戦目:カスティーヨ
6戦目:菊池雄星

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】埼玉西武ライオンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

西口文也新監督の下、新たなチーム作りを進める西武。今井達也を軸とした投手陣の整備、外崎修汰の復活、助っ人外国人の活躍が上位進出へカギを握る!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

もっと読む