6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト－巨人戦』で解説を務めた石井一久氏が、日米の投手でバッティングのポイントに違いがあると同中継中に話した。

　石井氏は「メジャーのピッチャーは速い変化、ツーシーム、カットボールが全盛。WBCでも（日本の）バッターが手こずりましたよね。大袈裟にいうと自分の体に近いところで打たないと、なかなかバットの芯で捉えられない。だから、バッティングのポイントをなるべく後ろにしたいんですよ」と説明する。

　一方、日本の投手の場合は「前で捉える方がコンタクトしやすく、メジャーに比べるともう少しミートポイントを前にして打っているんですよ」と話す。日米で打つミートポイントに違いがあるため、「アメリカに行く時も、日本に帰ってくるときも苦労する。大谷選手がノーステップというか、小さいステップにしているのもそこが関係しているんです」と解説していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）