春先の連投はキツイ!?
11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-DeNA戦』で解説を務めた佐々木主浩氏が巨人の救援陣について言及した。
10日のDeNA戦で1点リードの8回から登板したセットアッパーの上原浩治が3点を失い逆転負けを喫すると、翌11日のDeNA戦では1点リードの8回に沢村拓一を起用。沢村は簡単に二死を奪ったが、乙坂智、戸柱恭孝に適時打を浴び4点を失い、2試合連続で逆転負けを喫した。
開幕直後は沢村、上原、マシソン、カミネロの“勝利の方程式”が機能していたが、ここ2試合は沢村と上原が打たれてしまった。佐々木氏は「(沢村は)登板過多なのかな。(戸柱に打たれたタイムリーも)フォークが落ちていないですもんね」と心配し、「連投の肩ができていないので(春先は)キツイですよ」と語った。
ビハインドでも沢村、マシソンが登板
ここまで11試合を消化して、沢村が7試合、上原が5試合、マシソンが4試合、カミネロが3試合に登板している。
佐々木氏は「(10日の試合は)負けていて沢村、マシソンと使ったんですよね。そこで我慢がきくかなんですよね。負け試合では絶対に(勝ちパターンの投手は)使わないっていうくらいにしないと。1点ビハインドでもいくよとなったら、こういう風な形になってくるかなと思います」とビハインドゲームの登板が続くと、登板過多になるのではないかと心配した。
沢村、上原、マシソン、カミネロの4人の負担を減らすためにも、先発陣の奮起も求められる。佐々木氏は「本当に先発がもっと頑張ってくれないと。7、8回ぐらいで直接カミネロがいくとかね。やっぱりなるべく使わないで勝てるような感じにしないと。負担がかかりすぎですよね」と話していた。
救援陣が登板過多にならないようにするためにも、4人の起用法、先発投手の踏ん張りがカギを握ることになりそうだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)