本拠地でのマーリンズ戦に先発したヤンキースの田中将大

◆ バックに足を取られたとはいえ…

 ヤンキースの田中将大投手が現地時間17日(日本時間18日)、本拠地でのマーリンズ戦に先発登板。5回に4試合連続被弾となる3ランを浴びるなど、5回7失点で降板した。

 田中は初回、安打と四球で無死一、二塁のピンチを招くと、昨季までのチームメイトである3番カストロに、先制となる左前適時打を許した。さらに無死満塁とされたあと、5番リアルミュートの打球はボテボテの遊ゴロ。これを処理した遊撃手・グレゴリアスの悪送球も重なり、一気に2点を失った。

 2回も一塁手・オースティンの失策絡みで一死三塁のピンチを招くと、1番ディートリッチに中前への適時打を許し4点目を失った。3回以降は立ち直りの兆しを見せていたが、5回は二死を奪ったあと、3番カストロのボテボテの打球を、今度は三塁手・アンダーソンがファンブル。続くボアに四球を与え一、二塁としたあと、5番リアルミュートに痛恨の3ランを右翼席へ運ばれた。

 田中は5回83球を投げ、8安打5奪三振3四死球の内容で降板。バックに足を取られる場面も多かったが、要所を締めることができず7点を失った。ヤンキースは打線も、相手の先発左腕・ガルシアの前に沈黙。今季ここまで4勝12敗と低迷するマーリンズに、5回終了時点で0-7と大量リードを許している。

もっと読む