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巨人・山口俊 負けパターンから立ち直ったあるきっかけ

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プロ野球 巨人対DeNA 巨人先発の山口俊=2018年4月10日東京ドーム 写真提供:産経新聞社
ピッチャーが先発、リリーフともに崩れて、昨日の試合が始まる前の時点で、チーム防御率は、リーグワーストの4.88。つまり相手チームに1試合平均、5点近い得点を許していたジャイアンツ投手陣。最下位に沈む一因となりました。

そんな中、昨日、新潟で行われたDeNA戦に先発登板。9回・133球をひとりで投げきって、チームの救世主となったのが、山口俊投手です。

一昨年のオフにFA宣言を行い、11年在籍したDeNAを離れ、巨人に移籍。ところが移籍1年目の去年は右肩の不調で開幕から出遅れ、6月にようやく移籍初勝利をマークしますが、7月、酒に酔って暴行事件を起こし出場停止に。去年は結局、1勝のみで終わってしまいました。

一時は解雇も噂された厳しい状況から、再びジャイアンツの一員として戦うことを許された今シーズン。出直しを誓った山口俊ですが、その持ち味は「馬力とスタミナ」。一昨年、DeNA時代にシーズン5完投を記録しています。

そして迎えた昨日のゲーム、古巣・DeNAとの対戦。立ち上がりは決してよくありませんでした。3回、巨人はゲレーロの2号ソロで先制しますが、その裏、山口俊もロペス、宮﨑に連続タイムリーを浴びて2失点。あっさり逆転されてしまいます。また負けパターンか…と思われましたが、

「軸足に体重をためるよう意識したら、うまくはまった」

と、修正に成功。キレのあるストレートと鋭く落ちるフォークを織り交ぜ、4回以降はノーヒット。強力DeNA打線に的を絞らせません。すると6回、亀井が逆転ツーラン。

山口俊も、味方の援護に応えます。6回ツーアウトから、6者連続三振。最終回も、斎藤ピッチングコーチに

「行けます! 行かせてください」

と直訴。最後も締めて、みごと古巣相手に完投勝利。DeNAの連勝を8で止めたのです。

「最後は気持ちで投げた」

という山口俊は、これで今シーズン2勝目。高橋監督も

「気合も感じたし、最後までよくいってくれた。一人で乗り切ってくれる試合は助かるね」

と好投を讃えました。これで流れが変わるかもしれません。山口俊の、次の登板に期待しましょう!

4月17日(水)  飯田浩司のOK! Cozy up!「スポーツアナザーストーリー」


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