○ ロッキーズ 5 - 2 カブス ●
<現地時間4月21日 クアーズ・フィールド>
カブスのダルビッシュ有投手が現地時間21日(日本時間22日)、敵地でのロッキーズ戦に先発登板。2点リードの5回二死から崩れ、5回途中5失点で2敗目を喫した。
カブスは1回表に2点を先制。ダルビッシュは打線の援護を得て、その裏のマウンドに登った。序盤は直球中心の組み立てで、初回は15球で3者凡退。2回以降も制球にややバラつきはあったものの、慎重にアウトを積み重ねた。
二回り目となった4回は、スライダー系のボールを多投。二死から4番アレナドに初安打となる右前打を許したが、好打者の3番ブラックモンを3球三振に仕留めるなど、この回もゼロに抑えた。
しかし2-0で迎えた5回、一死から7番トークマンに四球を与えると、二死から相手先発の9番アンダーソンにも四球を許し一、二塁のピンチを背負った。ここで、1番ルメーヒューに左中間へのエンタイトル適時二塁打を浴びると、続くパーラには中前への2点適時打を許し逆転。その後も、4番アレナド、5番ストーリーに連続適時打を浴び、あと一死が取れぬまま降板となった。
ダルビッシュは4回2/3を投げ、5安打4四球5失点の内容。防御率は6.86へ悪化した。またしてもノックアウトを食らい、これで5回途中での降板は今季早くも3度目。移籍後初勝利と日米通算150勝達成は、またもお預けとなった。
カブス打線は初回に幸先よく2点を先制するも、2回以降は拙攻が目立ちゼロ行進。リリーフ陣は無失点リレーでつなぐもダルビッシュの5失点が重く、チームの連勝は「2」で止まった。