西武不動の4番・山川穂高(C)KYODO NEWS IMAGES

○ 西武 16 - 4 楽天 ●
<5回戦・メットライフ>

 西武打線が今季最多の16得点と爆発し、球団記録を更新する本拠地開幕11連勝。先発の多和田は7回6安打2失点と好投し、開幕から5戦5勝とした。

 西武は2点を追う3回、8番メヒアの中前適時打で反撃の狼煙を上げると、なおも二死満塁から4番山川が押し出し四球を選び、2-2の同点に追いついた。5回は先頭の9番金子侑が安打と盗塁でチャンスメイクすると、1番秋山が右前適時打を放ち勝ち越し。その後、二死三塁とし、4番山川が11号2ランを左中間席へ運んだ。

 5-2で迎えた6回は、二死無走者から一挙に6得点。7回にも、山川の4打点目となる中前適時打、5番森の2号2ランなどで5点を加えた。

 多和田は3回までに2点を失ったが、打線の援護にも恵まれ3回以降は無失点。エース・菊池に続き開幕5連勝とし、3・4月の月間MVP受賞へ近づいた。

 楽天は序盤に2点を先制するも、投手陣が西武打線の圧力に屈し計16失点。5回5失点(自責点4)の先発・藤平が今季2敗目(1勝)を喫し、降板後「力不足です。先制していただいたのに、野手のみなさんに申し訳ないです」と話した。

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