巨人の阿部慎之助がようやく“開幕”し、ファンに最高の笑顔を見せた。
昨季は3月31日の中日との開幕戦の第1打席でライトスタンドへ豪快な一発を放ち、初安打を記録。開幕3連戦で打率.545、2本塁打、8打点と最高のスタートを切った。
しかし今季は、オープン戦の打率が.107と苦しみ、一塁のレギュラーを争った岡本和真がオープン戦12球団トップの15打点をマーク。岡本が開幕から一塁のスタメンで出場し、ここまでリーグトップの21打点を記録するなどレギュラーを掴みそうな勢いだ。
岡本がスタメンで出場していることもあり、阿部の役割は代打。慣れない代打に苦戦し、29日の試合前まで10打席立っていたが、1本も安打を放つことができなかった。
待望の瞬間が訪れた。4月29日のヤクルト戦、2点を追う7回一死満塁の場面で、中井大介の代打で阿部は登場した。阿部はヤクルトの4番手・近藤一樹が投じた初球のフォークを空振り。続く2球目のフォークを今度はライト前に弾き返し、今季初安打が貴重な同点適時打となった。塁上では「自分でもやっと打てたなと言っちゃいました」と思わず笑みがこぼれた。巨人は阿部の適時打をきっかけに6点を奪い逆転勝ちを収めた。
同点適時打を放った阿部はお立ち台に登場し、「最高で~す」と第一声。「本当にやっと打てました。昨日から8、9球フォークしか来ていないので、なんとか当たりました」と振り返った。
高橋由伸監督は「これまでも四球を選んだりして内容は良かったと思います。これで1本出て本人もホッとしていると思います」と喜んだ。
「いつも代打で出る時にいつも大きな声援ありがとうございます。なんとかチームが勝てる追いつく、そういう一打を1本でも打ちたいと思います」とファンに誓った阿部。この1本は阿部にとっても、チームにとっても価値のある1本になったといえそうだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
昨季は3月31日の中日との開幕戦の第1打席でライトスタンドへ豪快な一発を放ち、初安打を記録。開幕3連戦で打率.545、2本塁打、8打点と最高のスタートを切った。
しかし今季は、オープン戦の打率が.107と苦しみ、一塁のレギュラーを争った岡本和真がオープン戦12球団トップの15打点をマーク。岡本が開幕から一塁のスタメンで出場し、ここまでリーグトップの21打点を記録するなどレギュラーを掴みそうな勢いだ。
岡本がスタメンで出場していることもあり、阿部の役割は代打。慣れない代打に苦戦し、29日の試合前まで10打席立っていたが、1本も安打を放つことができなかった。
待望の瞬間が訪れた。4月29日のヤクルト戦、2点を追う7回一死満塁の場面で、中井大介の代打で阿部は登場した。阿部はヤクルトの4番手・近藤一樹が投じた初球のフォークを空振り。続く2球目のフォークを今度はライト前に弾き返し、今季初安打が貴重な同点適時打となった。塁上では「自分でもやっと打てたなと言っちゃいました」と思わず笑みがこぼれた。巨人は阿部の適時打をきっかけに6点を奪い逆転勝ちを収めた。
同点適時打を放った阿部はお立ち台に登場し、「最高で~す」と第一声。「本当にやっと打てました。昨日から8、9球フォークしか来ていないので、なんとか当たりました」と振り返った。
高橋由伸監督は「これまでも四球を選んだりして内容は良かったと思います。これで1本出て本人もホッとしていると思います」と喜んだ。
「いつも代打で出る時にいつも大きな声援ありがとうございます。なんとかチームが勝てる追いつく、そういう一打を1本でも打ちたいと思います」とファンに誓った阿部。この1本は阿部にとっても、チームにとっても価値のある1本になったといえそうだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)