中日・松坂大輔(C)KYODO NEWS IMAGES

○ 中日 3 - 1 DeNA ●
<6回戦・ナゴヤドーム>

 中日が連敗を「4」でストップ。先発の松坂が6回1失点の粘投を見せ、2006年9月19日のソフトバンク戦以来、実に4241日ぶりとなる日本球界での復活白星をつかんだ。

 松坂は初回、先頭の1番神里を歩かせるも無失点スタート。するとその裏、4番ビシエド、6番福田の適時打などで打線が3点を先制した。松坂は2回以降も、走者を背負い続ける苦しい投球。それでも要所を締め、4回は一死から3者連続三振を奪った。

 5回は内野安打と2四球で二死満塁としたあと、5番宮崎にも四球を許し、押し出しで1点を失った。それでも、続く梶谷は一ゴロ。5回を最少失点で乗り切り、移籍後初勝利の権利を得た。

 6回も続投した松坂は、四球と振り逃げで二死一、二塁のピンチ。しかし、ここでも2番大和を右飛に仕留め、6回114球、3安打6奪三振8四死球1失点の内容でマウンドを降りた。

 中日は7回以降、鈴木博、岩瀬、田島の継投で逃げ切り勝ち。松坂は移籍後3戦目にして、待望の今季初勝利(2敗)。田島は5セーブ目(1敗)を手にした。

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