去年のドラフトで、7球団競合の末、日本ハムが交渉権を獲得。高校通算ホームラン数111本の記録をひっさげ、早稲田実業から鳴り物入りでプロ入りした清宮幸太郎選手。「開幕1軍」をみんなが期待しましたが、オープン戦中の3月12日に、限局性腹膜炎を突然発症して入院。開幕1軍入りを逃してしまいます。その間の心境を聞かれ、
「情けなかったです。病室で1軍の試合を観て、本当はそこにいなければなあと思いながら過ごしてました」
と語った清宮。
3月24日に退院すると、体重は入院前より8キロも痩せていましたが、翌日にはもう、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で練習を再開していました。そして4月10日に、2軍の公式戦で実戦に復帰。2軍では15試合に出場して、ホームランを4本放ち、打撃も上向いてきたことで、ついに昇格が決定したのです。
栗山監督が、ゴールデンウィークのこの時期に清宮を1軍へ昇格させたのは、いろいろ理由があります。現在、3割9分台の高打率で首位打者の近藤が、軽い筋挫傷を発症。大事を取って登録を抹消したため、指名打者の枠が空いたこと。ファーストの中田が指名打者に廻って、清宮が1塁を守る。あるいは、指名打者で出場するなど、スタメンで起用しやすくなりました。
そして、日本ハムは今日から本拠地・札幌ドームで、楽天とロッテを相手に5連戦を行うため、じっくり地元ファンへのお披露目ができることもありますが、栗山監督が強調したのは、
「清宮自身が、1軍の中で何かを感じることが重要」
ということです。
当然ですが、2軍のピッチャーが投げる球と、1軍のピッチャーが投げる球はまったく違います。実戦の中で、1軍のエース級ピッチャーの生きたボールを目の当たりにすること。それが清宮選手にとっていちばんの成長の糧になる、と、指揮官は考えているのです。
また、Bクラス予想が多い中、現在パ・リーグ2位と健闘しているチームの勢いを維持するためには、5連勝のあと2連敗したこの時期に、「起爆剤となる若い力が欲しい」そんな栗山監督の思いを、清宮はしっかり理解しています。
昨日鎌ケ谷から、札幌に移った清宮は、こう宣言しました。
「1軍に来たからにはずっとこっちでやりたい。北海道の方々の前で打つのは、違った意味があると思う。ここで打つホームランは”特別な1本”と捉えています」
その“特別な1本”が飛び出すのか? 今日の楽天戦、相手は岸投手。注目です!
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「情けなかったです。病室で1軍の試合を観て、本当はそこにいなければなあと思いながら過ごしてました」
と語った清宮。
3月24日に退院すると、体重は入院前より8キロも痩せていましたが、翌日にはもう、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で練習を再開していました。そして4月10日に、2軍の公式戦で実戦に復帰。2軍では15試合に出場して、ホームランを4本放ち、打撃も上向いてきたことで、ついに昇格が決定したのです。
栗山監督が、ゴールデンウィークのこの時期に清宮を1軍へ昇格させたのは、いろいろ理由があります。現在、3割9分台の高打率で首位打者の近藤が、軽い筋挫傷を発症。大事を取って登録を抹消したため、指名打者の枠が空いたこと。ファーストの中田が指名打者に廻って、清宮が1塁を守る。あるいは、指名打者で出場するなど、スタメンで起用しやすくなりました。
そして、日本ハムは今日から本拠地・札幌ドームで、楽天とロッテを相手に5連戦を行うため、じっくり地元ファンへのお披露目ができることもありますが、栗山監督が強調したのは、
「清宮自身が、1軍の中で何かを感じることが重要」
ということです。
当然ですが、2軍のピッチャーが投げる球と、1軍のピッチャーが投げる球はまったく違います。実戦の中で、1軍のエース級ピッチャーの生きたボールを目の当たりにすること。それが清宮選手にとっていちばんの成長の糧になる、と、指揮官は考えているのです。
また、Bクラス予想が多い中、現在パ・リーグ2位と健闘しているチームの勢いを維持するためには、5連勝のあと2連敗したこの時期に、「起爆剤となる若い力が欲しい」そんな栗山監督の思いを、清宮はしっかり理解しています。
昨日鎌ケ谷から、札幌に移った清宮は、こう宣言しました。
「1軍に来たからにはずっとこっちでやりたい。北海道の方々の前で打つのは、違った意味があると思う。ここで打つホームランは”特別な1本”と捉えています」
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5月2日(水) 飯田浩司のOK! Cozy up!「スポーツアナザーストーリー」
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