○ パドレス 7 - 4 ドジャース ●
<現地時間5月5日 メキシコ・モンテレイ>
ドジャースの前田健太投手が5日(日本時間6日)、メキシコで行われたパドレス戦に先発登板。5回3失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、チームは救援陣が崩れ逆転負け。連勝は3で止まった。
前田は初回、先頭のジャンコウスキーにいきなり三塁打を浴びると、続くホズマーには初球の変化球を叩かれ、これが右翼ポール際へ飛び込む先制2ランとなった。
それでも直後の2回表、ドジャースは5番ケンプのソロ弾で反撃開始、なおも二死一塁から、9番前田が右前打を放ち一、三塁とすると、1番テイラーも左前適時打で続き、2-2の同点に追いついた。さらに3回、ケンプが2打点目となる適時打を左前へ。ドジャースは3-2と試合をひっくり返した。
マウンドの前田は、2回、3回と無失点。しかし1点リードの4回、先頭打者の四球をきっかけに一死一、三塁のピンチを招き、7番ガルビスに同点となる左犠飛を許した。それでも5回は、この試合2度目となる3者凡退。6回の攻撃で代打を送られ、5回82球、4安打7奪三振3失点の内容で降板。防御率を4.02とした。
ドジャースは同点の6回に1点を勝ち越し。前田に3勝目の権利が転がり込んできたが、その裏、2番手のフィールズが逆転2ランを浴び、前田の白星は消滅した。ドジャースは8回にも4番手のハドソンが2失点し競り負け。連勝は3で止まった。