ニュース 2018.05.07. 11:15

DeNA・ロペス 夢は東京オリンピックを日本で見ること

無断転載禁止
【プロ野球 DeNA対巨人】6回 ソロHRを放ち、打球の行方を見つめるDeNA・ロペス=2018年5月5日横浜スタジアム 写真提供:産経新聞社
ゴールデンウィーク最終日の昨日、横浜スタジアムで行われたDeNA対巨人戦。前日までベイスターズは、打線の不振もあって引分けをはさみ4連敗中でしたが、4打席連続ヒット・3打点の大活躍を見せたのが、開幕からずっと4番を務めているホセ・ロペス選手です。初回の第1打席、ロペスは「2球連続“ホームラン”」という珍しいことをやってのけました。普通あり得ませんが、どういうことか?

まず、巨人先発・野上の5球目をレフトポール際に運ぶと、審判の手はグルグルと回りホームラン!……ところがこれ、「ポールの外側からスタンドに入ったのでは」ということで、リプレー検証の結果、ホームランは取り消しに。

改めて打席に立ったロペス、続く6球目を振り抜くと、打球は左中間のスタンドへ飛び込み、今度は文句なしのホームラン! この「打ち直し」のツーランで初回に4点を奪ったのが効いて、12対8でDeNAは勝利。連敗を4で止めたのです。

2013年・14年と巨人でプレー、15年からDeNAに移籍し、筒香選手と並ぶチームの主砲として活躍するロペスは、ベネズエラ出身です。移籍2年目の2016年、中畑清・前監督に代わってラミレス監督が指揮官に就任。実は、ラミレス監督も同じベネズエラ出身で、「元巨人」というのも同じ。

この年の前半戦で、ロペスは練習中に骨折。長期離脱を余儀なくされ、復帰後も「30打席連続ノーヒット」というスランプに陥りましたが、ラミレス監督は頑として、ロペスをスタメンから外そうとしませんでした。日本の野球をよく研究し、チームになじもうとする姿勢もかつての自分と同じ。いつか、彼は打ってくれるはず。そんな指揮官の期待に応え、8月後半からロペスは再び打ち始め、チームは久々のAクラスに。初のクライマックスシリーズ進出に貢献したのです。

去年もクライマックスシリーズで阪神、広島を破り、日本シリーズでは、王者・ソフトバンクを追い詰めたDeNA。巨人にいた2013年に、日本シリーズを経験しているロペスは、若い選手たちにとって心強い存在になりました。

寿司が大好きで、特にトロが大好物。横浜の街も、ベイスターズも大好きで、

「できる限り日本で野球を続けて、日本でキャリアを終えたい」

というロペス。夢は、野球が復活する2020年の東京オリンピックを、日本で見ること。今年、20年ぶりのリーグ優勝を実現できれば、その夢は間違いなく叶うことでしょう。

5月7日(月)  飯田浩司のOK! Cozy up!「スポーツアナザーストーリー」


聴き逃してしまったあなたは、下のバナーをクリックしてradikoのタイムフリーで聴いていただくことができます。

【PR】横浜DeNAベイスターズを観戦するなら「DAZN Baseball」

三浦大輔監督就任4年目となる今季、目指すは26年ぶりのリーグ優勝&日本一。新キャプテンの牧秀悟や期待の新人、度会隆輝がチームを牽引できるか注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る
  • ショウアップナイター
  • ベースボールキング
FM