● 巨人 0 － 9 阪神 ○
＜7回戦・東京ドーム＞

　阪神の秋山拓巳が8日、投げては9回を一人で投げ抜き完封勝利、打っても本塁打を含む2安打2打点の活躍で勝利に貢献した。

　秋山は立ち上がりからテンポの良い投球で、試合前までチーム打率リーグトップの.284を記録していた巨人打線を5回まで1安打無失点に抑える。6回以降は走者を出しながらも要所を締めて、9回5安打9奪三振無失点で完封勝利を挙げた。

　打席でも1点リードの2回一死満塁からレフトへ適時打、続く4回の第2打席は先発・山口俊が投じた外角のストレートをタイガースファンの待つレフトスタンドへ放り込んだ。

　同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－阪神戦』で解説を務めた江本孟紀氏はこの本塁打に「良く飛んでいきますよね。バッティングは高校時代に打っていただけあって、良い打ち方をしていますよ。二刀流いけるよ」と絶賛した。

　秋山の投打にわたる活躍で阪神は、9－0で勝利し3連勝。貯金は今季最多の3にした。

（ニッポン放送ショウアップナイター）