● ドジャース 5 - 8 ダイヤモンドバックス ○
<現地時間5月8日 ドジャー・スタジアム>
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が8日(日本時間9日)、敵地でのドジャース戦に救援登板。サヨナラの大ピンチを好救援で凌ぎ、チームの延長戦勝利に大きく貢献した。ドジャースの前田健太投手は、11回裏の攻撃で代打出場。好機を広げる見事な送りバントを決めたが、チームの勝利にはつながらなかった。
ダイヤモンドバックスは1点リードで9回裏を迎えるも、守護神のボックスバーガーが痛恨の同点ソロを浴びた。5-5の10回裏は6番手として左腕のチャフィンを投入するも、四球と内野安打で無死一、二塁。サヨナラの大ピンチを招いた。
ここでロブロ監督は、7番手の平野へスイッチ。右腕は1人目の5番ケンプを中飛に仕留めると、この間に二塁走者がタッチアップし、一死一、三塁。外野フライでもサヨナラ負けの可能性が高くなったが、平野は敬遠四球で一死満塁としたあと、代打・ファーマー、8番アットリーを連続三振に仕留めた。
ダイヤモンドバックスは11回裏も無死一、二塁のピンチを招き、一死後、代打・前田に送りバントを決められた。それでも、二死二、三塁のピンチを9番手・マクファーランドが抑えると、12回表に5番デスカルソが決勝3ランを右翼席へ運び粘り勝ち。チームは連勝を3に伸ばし、今季最多タイの貯金「13」。平野は勝利を呼ぶ見事な好救援で、今季の防御率を2.81とした。
対するドジャースは、延長のサヨナラ機を逃し続け敗戦。こちらは逆に3連敗となり、通算15勝20敗で借金「5」となった。