先発した田中将大

○ ヤンキース 9 - 6 レッドソックス ●
<現地時間5月9日 ヤンキー・スタジアム>

 ヤンキースの田中将大投手は現地時間9日(日本時間10日)、本拠地でのレッドソックス戦に先発登板。6回途中まで投げて被安打8の4失点、勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が一時逆転を許して白星はつかず。それでも、チームは逆転勝ちを収め、ア・リーグ東地区の単独首位に躍り出た。

 怒涛の7連勝でレッドソックスに追いつき、同率で地区首位に浮上したヤンキース。8連勝、そして単独首位浮上がかかる宿敵との首位攻防第2ラウンドに、田中将大が登板した。

 初回は三者凡退の好スタートを切った田中だったが、1点をもらった2回にミッチ・モアランドに2ランを被弾。逆転を許してしまう。

 それでも、ヤンキースは3回にジャンカルロ・スタントンの2点適時打で逆転に成功。4-2とした5回表には、田中がアンドルー・ベニンテンディにソロを浴びるも、直後の5回裏にゲーリー・サンチェスの犠飛で追加点。リードを保って終盤へと進む。

 5-3とヤンキースが2点リードして迎えた6回。田中はこの回も続投したが、先頭に二塁打を浴びてピンチを招くと、続く打者を内野ゴロに斬ったところで降板。代わった2番手のチャド・グリーンは犠飛で1点こそ失うも、後続は斬って1点止まり。5-4で6回を終えた。

 しかし、7回も続投したグリーンが二死からベニンテンディに四球を与えると、続くハンリー・ラミレスに痛恨の被弾。逆転2ランを浴び、この瞬間に田中の白星も消えた。

 再び追いかける展開となったヤンキースだったが、8回に打線が奮起。一死一・三塁のチャンスでブレット・ガードナーがセンターオーバーの三塁打を放ち、二者が生還。またも逆転に成功すると、畳み掛けるようにアーロン・ジャッジがセンターへ弾丸ライナーで運ぶ2ラン。一挙4点を挙げ、9-6と試合をひっくり返した。

 9回は守護神アロルディス・チャプマンが締め、ヤンキースが逆転勝利。連勝を8に伸ばし、ア・リーグ東地区の単独首位に浮上した。

 田中は5回1/3を投げて4失点。勝ち負けはつかなかったが、粘りの投球で試合を作った。

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ベースボールキング編集部

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