巨人は13日の中日戦、2年目の吉川尚輝がプロ初本塁打を放てば、4年目の21歳・岡本和真が逆方向へ第6号3ランと、若手の活躍もあり9-5で勝利した。

 昨季までの巨人の野手事情といえば、村田修一(現栃木)、阿部慎之助といった30代以上の選手に頼ることが多かったが、今季は開幕から若手の岡本、吉川尚がレギュラーとして出場する。

 12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日戦』で解説を務めた大矢明彦氏は、「今年は若手を使おうと決めていますね。今年はセカンドの吉川尚と(ファーストの)岡本を、しっかり使いますのでね。岡本はミスがありますけど、育てようという気持ちですよね。珍しいくらい若手をしっかり試合に使おうと思っていますね」と話した。

 岡本と吉川尚は経験を積むだけでなく、高橋監督の期待にしっかりと応えている。岡本はオープン戦で12球団トップの15打点を挙げ、阿部との競争を制し一塁のレギュラーを勝ち取ると、開幕してからも好調を維持しチームトップの25打点をマークする。打順も開幕は6番でスタートしたが、3番や5番といったクリーンナップを任されるまでに成長した。

 吉川尚も長年課題にしていた二塁のレギュラーに定着。広い守備範囲で投手陣を助け、バットでも2番打者として3番に繋ぐ役割を果たす。その他、ルーキーの田中俊太、若林晃弘、23歳の辻東倫、25歳の吉川大幾といった若手も一軍で経験を積んでおり、世代交代が加速している。

 また、岡本、吉川尚といった若手がレギュラーで出場することによって、山崎武司氏は「二軍でやっている選手たちのモチベーションにもなる」(13日放送の『ニッポン放送ショウアップナイター巨人-中日戦』)と好影響をもたらしていると分析する。

 吉川尚、岡本がレギュラーに定着し、二軍で汗を流す若手がレギュラーの選手を脅かすことができれば、明るい未来が見えてくる。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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