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打者たちの夢・2000安打への道 内川に続くのは…?

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史上51人目の通算2000安打を達成した内川聖一(C)KYODO NEWS IMAGES

右打者では3番目というスピード記録


 ソフトバンクの内川聖一内野手が、史上51人目となる通算2000安打を達成した。

 5月9日、敵地・メットライフドームで行われた西武戦の8回に巡った第4打席。西武のリリーフ左腕・武隈祥太の変化球をおっつけながら弾き返すと、打球はセンターの前でバウンド。王手をかけてから14打席も足踏みが続いた末に出た待望の一本に、思わずガッツポーズが飛び出した。

 右打者最高のシーズン打率.378に、史上2人目となる両リーグでの首位打者獲得。類まれな打撃センスで数多くの偉業を達成してきた球界屈指のアベレージヒッターが「やっと、やっと打てた…」と語った“あと一本”。何度も野球を辞めようと思った、という男がプロ入り18年・1800試合目でたどり着いた金字塔だった。

 80年以上の歴史をもつプロ野球の世界で、51人目の2000安打達成者となった内川。なかでも1800試合目での達成というのは、史上9番目のスピード記録になる。

【2000安打・スピード記録】
1位 1646試合 川上哲治
2位 1695試合 アレックス・ラミレス
3位 1708試合 長嶋茂雄
4位 1733試合 張本 勲
5位 1736試合 小笠原道大
6位 1742試合 松井稼頭央
7位 1757試合 若松 勉
8位 1790試合 福本 豊
9位 1800試合 内川聖一
10位 1830試合 榎本喜八


 ご覧のように、そうそうたるレジェンドたちに割って入る好記録。ちなみに、“右打者”に限ればラミレス、長嶋に次ぐ3位となり、“高卒右打者”まで絞れば歴代最速ということになる。


内川につづくのは…?


 今季開幕前からマイルストーンとして注目されていた内川の2000本安打。では、この次の候補者と言うと誰になるのか。現役選手の安打数ランキングを見てみよう。

【現役選手・通算安打数ランキング】
1位 2179本 新井貴浩(広島)
2位 2086本 松井稼頭央(西武)※NPB通算
3位 2040本 阿部慎之助(巨人)
4位 2024本 鳥谷 敬(阪神)
5位 2023本 荒木雅博(中日)
6位 2006本 内川聖一(ソフトバンク)
7位 1975本 福浦和也(ロッテ)
8位 1720本 福留孝介(阪神)※NPB通算
9位 1700本 中島宏之(オリックス)
10位 1660本 栗山 巧(西武)
※5月14日現在

 現役では6名が2000安打に到達しており、次に迫っているのが1975本の福浦だ。ロッテ一筋25年・42歳の大ベテラン。かつての安打製造機も近年は代打出場がメインとなったが、それでも一歩ずつ着実に積み上げて残り25本まで来た。

 ちなみに、福浦は1975年12月14日生まれの42歳。2000安打の最年長記録が和田一浩の42歳11カ月というもので、それに次ぐのが谷繁元信の42歳4カ月。現時点で福浦は42歳5カ月なので、この後2000安打を達成すれば歴代2番目の年長記録は確定。もしも今季は届かず、来季の達成ということになれば、最年長記録を塗り替えることになる。幕張の安打製造機の歩みに注目だ。

 福浦以下は1700本台と少し間が空く。なお、福留はすでに日米通算では2000安打を達成している。さらに、中島と栗山の下には巨人・坂本勇人が現在1612安打と猛追を見せており、このトップ10の中に入ってくるのも時間の問題と見られる。このあとも2000安打レースから目が離せない。
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