● エンゼルス 3 - 5 アストロズ ○
<現地時間5月15日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手が現地時間15日(日本時間16日)、本拠地でのアストロズ戦に今季初の「2番・指名打者」で先発出場。4打数1安打で自身4試合連続安打としたが、チームは逆転負けを喫し地区首位の座から陥落した。
アストロズの先発は、昨季までパイレーツで活躍し、移籍した今季も4勝1敗、防御率1.43と好調なコール。エンゼルスはメジャー屈指の右腕に対し、開幕から不動の2番だったトラウトを1番に上げ、2番に大谷を配した。
大谷はコールの前に、初回の第1打席が空振り三振。3回の第2打席は三邪飛に倒れた。それでも、二死一塁で迎えた5回の第3打席に、2球目のナックルカーブを右前へ。一塁走者のトラウトが三塁タッチアウトとなり、得点にはつながらなかったが、大谷は4試合連続安打をマークした。8回はセットアッパー右腕・ハリスの前に二ゴロ。この試合は4打数1安打で、打率は.342となった。
エンゼルスは初回、3番アップトンの11号2ランで先制。5回は二死から9番リベラが3号ソロを放ち、再び2点差とした。先発のバリアは、7回4安打1失点の快投。2点リードで8回を迎えたが、2番手のアルバレスが一死満塁のピンチを作ったあと、昨季のリーグMVP・アルテューベに走者一掃の3点適時二塁打を浴びた。
逆転を許したエンゼルスは、9回にも失策絡みで失点。首位攻防第2ラウンドを逆転負けで落とし、アストロズに再び首位の座を奪われた。