● マーリンズ 0 - 7 ドジャース ○
<現地時間5月17日 マーリンズ・パーク>
ドジャースの前田健太投手は現地時間17日(日本時間18日)、敵地で行われたマーリンズ戦に先発登板。8回を投げて無四球の2安打、8奪三振の好投で今季3勝目を挙げた。
現地4月18日のパドレス戦以来、白星から遠ざかっている前田。チームも6連敗で地区最下位と苦しい戦いが続く中、これまでのモヤモヤを晴らすような見事な投球を披露する。
立ち上がり、初回を三者凡退でスタートすると、2回には初安打となる二塁打を浴びるも、アウトすべて三振で奪う力投で無失点。3回も安打を許しながら2奪三振で無失点に封じると、4回から8回は一人の走者も許さない圧巻の投球を披露。3回一死で迎えたマーティン・プラードから打者17人連続でアウトに斬り、スコアボードにゼロを並べた。
打線も3回に復帰したばかりのジャスティン・ターナーが3点適時打を放つなど4点を挙げると、3回にはヤシエル・プイグの一発などで3点を追加。完封にも期待がかかったが、9回は守護神のケンリー・ジャンセンにマウンドを譲り、完封リレーで逃げ切り勝ち。7-0で快勝したドジャースが連敗を6で止めた。
前田は8回を96球、無四球の2安打、8奪三振で無失点の好投。1カ月ぶりの今季3勝目(3敗)を掴み、防御率も3.89に良化した。