● エンゼルス 1 - 7 レイズ ○
<現地時間5月17日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手は現地時間17日(日本時間18日)、本拠地で行われたレイズ戦に「5番・指名打者」で先発出場。9回の第4打席でセンターへと放り込む今季第6号の本塁打を放った。
前日までの2番から、再び5番に戻っての試合となったこの日。心機一転の再出発に期待がかかったが、レイズのエース右腕が立ちはだかる。
3年連続で200イニング以上&奪三振率10以上を誇るクリス・アーチャーを前に、第3打席までニゴロ、左飛、一ゴロと凡退。打線もわずか2安打に封じられ、チャンスらしいチャンスも作れないままスコアボードにゼロが並んでいく。
エンゼルスの先発タイラー・スカッグスも我慢の投球を続けていたが、6回に先頭のC.J.クロンに一発を浴びてついに失点。7回には2番手のジム・ジョンソンがデナード・スパンに2ランを浴びるなど3失点。8回にもフェリックス・ペーニャがジョニー・フィールドに2ランを浴び、気がつけば0-7と一気に差を広げられた。
反撃したい打線もアーチャーに快投を許し、無得点のまま9回へ。一死走者なしで、打席には大谷。敗色濃厚も最後まで球場に残ったファンの大声援を背に受けると、2番手オースティン・プルイットが投じた3球目の速球をジャストミート。高々と舞い上がった打球は、そのままセンターのフェンスを越えた。
これが今季6本目のアーチ。試合はそのまま1-7で敗れたものの、2夜連続の完封負けを阻止する貴重な一発を放った。