埼玉西武ライオンズOBで、ライオンズアカデミーの指導者でもある石井丈裕コーチと星野智樹コーチが20日(日)、埼玉県の和光樹林公園にて「野球をレクレーション感覚で体験し、身近なスポーツであることを体感する」講義を実施。30~40代の社会人を相手に、ボールの握り方やキャッチボール、バッティングの仕方を教えつつ、野球ミニゲームなどを通じて、スポーツとしての野球の魅力などを伝えた。
埼玉西武ライオンズはパシフィックリーグマーケティング(PLM)と共に、大手町・丸の内・有楽町エリア全体をキャンパスとし、平日毎朝7時台から開講している市民大学「丸の内朝大学」に企画協力しており、「野球の魅力再発見クラス」に講師派遣や講義コンテンツを提供。今回の講義もその一環として行われた。
今回の講義は、“野球人口の減少”が顕在化している中で、気軽にできる楽しいスポーツとして野球の魅力を改めて感じてもらいつつ、参加者にその魅力について発信してもらったり、子どもたちに野球の楽しさを伝えるきっかけの1つになることを目的として開催。
講師を務めた石井コーチが、「お伝えした野球の楽しみ方を、今後子どもに教えてあげたり、一緒に“野球遊び”をすることで、野球人口が少しでも増えれば嬉しい」と語れば、講義に参加した会社員の宮本英威さん(41)も、3歳の息子に「教わったボールの投げ方やバッティングの仕方をいつか公園で教えて楽しみたい」と語り、子どもとのコミュニケーションツールとしての野球の活用に意欲を見せていた。