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ひとつの白星の重み…未だ勝ち星のない実力者たち

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未勝利から抜け出したオリックス・金子千尋(C)KYODO NEWS IMAGES

金子千尋に待望の“1勝目”


 プロ野球の開幕からもうすぐ2カ月。開幕から先発ローテーションに入っている投手の多くは7試合から8試合に登板し、勝ち星を競っている。

 一方、期待の大きな投手や実績を持つ投手でありながら、ここまで未勝利のまま来てしまったという投手も少なくない。

 23日にデイゲームで行われた楽天-オリックスの一戦は、そんな“未勝利投手”による投げ合いに。楽天は美馬学、オリックスは金子千尋。ともに「0勝4敗」という成績の右腕が激突した。

 試合はオリックス先発の金子千尋が6回1失点と力投。終盤1点差に迫られてヒヤっとする場面もあったが、9回に打線が2点を加えてダメ押し。待望の今季初勝利を掴んだ。

 一方の美馬は6回を投げて2失点(自責は1)。初勝利へ向けて奮闘したが、打線の援護に恵まれず。この日も白星からは見放され、5敗目を喫している。

▼ 金子千尋・今季成績
7試(38.1回) 1勝4敗 防3.99

▼ 美馬学・今季成績
6試(30.1回) 0勝5敗 防6.53


“左腕王国”のはずが…


 金子千尋に待望の初勝利がついたオリックス先発陣であるが、白星から見放されている男がもう一人いる。来日6年目を迎えた助っ人ブランドン・ディクソンだ。

 これまで一度もシーズン2ケタ勝利がないながら、5年間通算で43勝を挙げるなど高い安定感を誇る33歳右腕。ところが今季は開幕からことごとく勝ち運に恵まれず、0勝4敗という厳しい数字となっている。

 現在は二軍で再調整中。福良淳一監督も戻ってきてもらわないと困るからこその措置であり、早いうちにキッカケとなる“1勝”を掴みたいところだ。


 また、セ・リーグではDeNA期待の左腕コンビが未だ勝利なし。エース候補として期待がかかった今永昇太と、ルーキーイヤーから2ケタ勝利を挙げた左腕の浜口遥大である。

 今年は2年連続の開幕投手・石田健大に、ドラ1ルーキー・東克樹も加えた“左腕カルテット”が大きな注目を集めていたが、今永と浜口は故障により出遅れ。開幕には間に合わず、シーズン途中からの復帰となった。

 ところが、両者とも2試合を終えて勝ちはつかず。それどころか今永は2試合で防御率9.00と打ち込まれ、復帰してまもなく二軍での再調整が言い渡されている。

 20年ぶりの悲願達成のためには欠かせない2人。これから厳しい戦いが続いていく中、両左腕の浮上は不可欠な要素になる。まずはひとつ、白星をつけたい。

▼ 今永昇太・今季成績
2試(9.0回) 0勝2敗 防9.00

▼ 浜口遥大・今季成績
2試(9.0回) 0勝0敗 防6.00




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