イニエスタ
楽天-オリックス戦の試合前にサプライズ登場し、花束を受け取ったイニエスタ

 サッカースペイン代表のMFアンドレス・イニエスタが24日、楽天とオリックスの一戦が行われる東京ドームに姿を見せた。

 バルセロナを退団し、24日午後に都内でJ1ヴィッセル神戸への完全移籍を発表したイニエスタがその後向かった先は、神戸と同じく楽天が運営するプロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスが主催試合を行う東京ドームだった。

 試合開始前に行われたオープニングセレモニの冒頭、場内にイニエスタの移籍と来場していることがアナウンスされると、超満員に埋まった東京ドームがどよめいた。すると、楽天の三木谷浩史会長兼オーナーとともにイニエスタがマウンドへ。小さな女の子から花束を送られニッコリと微笑むと、手を挙げて歓声に応えながら一塁側の楽天ベンチに向かい、梨田監督や楽天の選手たちと記念撮影。ベンチ裏に始球式のために待機していたタレントの木下優樹菜と記念撮影を撮ると球場を後にした。

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 イニエスタと記念撮影を行ったユッキーナは「足が固まった」とガチガチに緊張していたが、これがパワーになったのか、始球式のマウンドではノーバウンドのストライク投球。これにはイニエスタショックがさめやらぬ場内からも大きな拍手が送られた。

 登板後、木下は「しっかりと練習した甲斐がありました。納得のいく投球ができて最高に気持ち良いです。楽天イーグルスはここから追い上げてくれると信じています。頑張れ、楽天イーグルス」とコメント。年に一度の東京ドーム主催試合を行うチームへエールを送っていた。

取材・文=増田晋侍(ますだしんじ)

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