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“松坂フィーバー”から20年…プロの舞台で輝きを放つ横浜高校OB

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中日・松坂大輔(C)KYODO NEWS IMAGES

横浜高校出身者が揃って躍動!


 「横浜高校デー」――。ネット上でそんなワードが挙がったのが、5月20日のこと。

 ナゴヤドームで行われた中日-阪神戦。中日は先発した松坂大輔が6回1失点の好投を見せて2勝目を挙げた。6回を投げて91球、課題の四球は0(死球は1)に抑え、被安打3で1失点という今季最高の投球を披露。加えて第2打席と第3打席に安打を放つなど、バットでも躍動した。

 また、松坂の奮闘に触発されてか、横浜高の後輩・福田永将も4打数3安打2打点と活躍。気がつけば計15安打で阪神を圧倒し、チームも快勝を収めている。

 さらにこの日は、東京ドームでも横浜高出身者が大暴れ。巨人-DeNA戦ではDeNAの主砲・筒香嘉智が5打数4安打・3本塁打で4打点。自身初となる1試合3本塁打を放つと、終盤には後輩・乙坂智と入れ替わる形でお役御免。同じく横浜高出身の倉本寿彦は3打数無安打で途中交代となったものの、計3選手が東京ドームでも存在感を放っていた。

 そしてもう一人、札幌ドームでは日本ハムの近藤健介が1安打・1打点の活躍で勝利に貢献。今季は故障での離脱もあって規定打席には届いていないものの、依然としてハイアベレージをキープしている。


【5月20日・横浜高校OBの成績】
▼ 投手
・松坂大輔(中日)
6.0回 被安打3 与四死球1 奪三振7 失点1(自責点1)


▼ 野手
・筒香嘉智(DeNA)
5打数4安打・3本塁打・4打点

・乙坂 智(DeNA)
※守備固めで出場

・倉本寿彦(DeNA)
3打数0安打

・福田永将(中日)
4打数3安打・2打点

・下水流昂(広島)
※代走で出場→そのまま守備へ

・近藤健介(日本ハム)
4打数1安打・1打点


現役の横浜高校OBは「18人」


 1998年の甲子園で春夏連覇を達成。あの“横高フィーバー”から20年が経ったが、現在NPBで支配下登録されている横浜高校出身者は計18名。“プロ野球選手の輩出数”では未だにトップを走っている。

【プロ野球・横浜高校OB】
松坂大輔(中日/98年1位)
後藤武敏(DeNA/02年自由枠)
成瀬善久(ヤクルト/03年6位)
涌井秀章(ロッテ/04年1位)
石川雄洋(DeNA/05年6位)
福田永将(中日/06年3位)
高浜卓也(ロッテ/07年1位)
筒香嘉智(DeNA/09年1位)
荒波 翔(DeNA/10年3位)
近藤健介(日本ハム/11年4位)
乙坂 智(DeNA/11年5位)
下水流昂(広島/12年4位)
倉本寿彦(DeNA/14年3位)
浅間大基(日本ハム/14年3位)
高浜祐仁(日本ハム/14年7位)
柳 裕也(中日/16年1位)
藤平尚真(楽天/16年1位)
増田 珠(ソフトバンク/17年3位)


 もちろん、中には高卒ではなく大学や社会人を経てからのプロ入りというパターンもあるが、ここに挙がった全員が同じ横浜高校からプロの世界へと巣立っている。

 現在の高校球界と言えば、春のセンバツを制した大阪桐蔭の勢いが凄まじく、毎年のようにプロ入りする選手を輩出しているが、その大阪桐蔭でも現時点で支配下登録されている出身者は16名。横浜の人数にはわずかに届いていない。

 一時は活躍する選手が減っていたものの、今年は松坂大輔の復活とともに例年以上に盛り上がりを見せる横浜高校の出身者たち。プロ野球界で“横高フィーバー”を巻き起こすことができるか、今後も注目だ。


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