辛口・江本氏も絶賛
オープン戦12球団トップの15打点を挙げた巨人の岡本和真は、阿部慎之助との一塁争いを制し、開幕からスタメン出場を続ける。ここまで打率はリーグ4位の.335、打点はリーグ3位の32打点を挙げるなど、チームに欠かせない存在となった。
開幕から大活躍の岡本和真をショウアップナイターの解説者はどのように見ているのだろうか…。4月22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神-巨人戦』で解説を務めた山本昌氏は「昨年とは全く別人だと思います。素晴らしいと思います」とべた褒め。
野村弘樹氏は「投手目線ですけど、昨年までは迷いながら打席に入って振っている印象だった。今年はそれがない。それだけでも投手は威圧感を感じていると思います」(4月3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 中日-巨人戦』)と昨季までの変化を感じたようだ。
昨年は岡本の打撃フォームについて厳しく言及していた江本孟紀氏も、5月15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』で「もうそろそろ4番を打たせてもいいんじゃない」と舌を巻いた。
野手出身の解説者も岡本を評価
野手出身の解説者は、岡本の右方向への打撃を高く評価する。
現役時代2度本塁打王に輝いた山崎武司氏は、5月13日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター巨人-中日戦』で逆方向へ放った岡本の本塁打に「反対方向に打つのが上手いですよね。反対方向に大きいのを打てるようになると、ホームランが量産できるようになりますので、大いに期待したいですよね」と絶賛。
田尾安志氏も「右に大きいのを打ち出すと、投げるピッチャーが考えますよね。外に投げておけばいいといきませんのでね」(5月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター巨人-ヤクルト戦』)で解説した。
岡本は、シーズン通してレギュラーで出場し結果を残し続けることができるか注目だ。
(ニッポンン放送ショウアップナイター)