ニュース 2018.05.26. 16:30

明大サヨナラ負けで慶大の優勝が決定!

● 明大 5 - 6x 法大 ○
<1回戦・神宮>

 明大が法大に敗れ、試合のなかった慶大の優勝が決まった。

 法大は同点の9回裏二死一・二塁で中村浩人(4年・多良木)が明大・竹田(1年・履正社)から適時打を放ちサヨナラ勝ち。勝ち点3の明大が1敗し、7勝5敗となったことで、勝ち点4(8勝2敗)の慶大の2季連続36回目のリーグ優勝が決定した。

 今季はOB星野仙一氏の訃報もあり、優勝への思いが強かった明大。9回表に3点差を追いつき一時は同点。この日はプロ野球併用日のため、
規定により9回引き分けの可能性もあった。「残念な結果になり、申し訳ない気持ちです」と話した明大の善波監督。優勝を逃したことに「投手というか、バッテリーというか…。1球の重みというか、それをもう少し感じながら、普段の練習から取り組まないと。そこをきっちりやらないと秋を迎えられない」と語った。

▼ サヨナラ適時打の法大・中村浩人捕手(4年・多良木)
「(サヨナラのチャンスで打席が巡り)しびれるなぁ、と思った。どんな形でも良かったんで最後の1点をとって勝とうと。オープン戦から取り組んできたことがいい方向に出ている。ずっと右方向への意識が強かったが、それだといい投手は打てないと周りからも言われて。ぜんぶの投手をセンター返しで。タイミングを崩されてもバットをしっかり振る、ということをやってきた。(打率.432で首位打者のタイトルの可能性もあり、)意識はあります」

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
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