6回1失点の好投で6勝目を挙げた田中

○ ヤンキース 3 - 1 エンゼルス ●
<現地時間5月27日 ヤンキー・スタジアム>

 ヤンキースの田中将大投手は現地時間27日(日本時間28日)、本拠地で行われたエンゼルス戦に先発登板。6回を投げて被安打3、与四球は3つも8奪三振で1失点にまとめる好投を見せ、今季6勝目(2敗)を挙げた。

 なんと言っても打者・大谷翔平とのマッチアップに注目が集まったこの日。田中にとってはメジャー移籍前年、大谷にとっては高卒1年目だった2013年以来の対戦で、その時は完全無欠のエースだった田中が4度の対戦で11-0・6奪三振と18歳の新人をまさに“子供扱い”している。

 最初の対戦は初回。田中はいきなり先頭に安打を許すも、後続を冷静に斬って二死一塁。ここで4番・大谷との対戦を迎える。2球ボールが続いてカウントを不利にするものの、見逃し・ボール・空振りで3ボール・2ストライクのフルカウント。最後は低めのスプリットで体勢を崩し、空振り三振に打ち取った。

 2度目の対戦は4回。またも先頭に安打を許し、無死一塁で大谷。ここも2つボールが続き、3球目は空振りでストライクを奪うも、低めのボールを見極められて結局四球。無死一・二塁とピンチを広げてしまう。それでも、後続は空振り三振と投ゴロに打ち取り、併殺でピンチを切り抜ける。

 そして最後の対戦は6回。一死から3番のアンドレルトン・シモンズに一発を浴びて失点を喫し、大谷とこの日3度目の対戦。初球はボールも2球目は空振り、3球目は外低めギリギリのところで見逃しストライクを奪うと、最後は低めのスプリットで第1打席に続く空振り三振。次打者も外野フライに斬り、6回を1失点の好投を見せた。

 試合はヤンキースが2回に押し出しなどで挙げた3点を守り、3-1で逃げ切り勝ち。田中は6回3安打1失点で今季6勝目。大谷に対しても2打数無安打1四球、2奪三振で先輩としての貫禄を見せつけている。

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ベースボールキング編集部

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