● 広島 3 － 7 西武 ○
＜1回戦・三次＞

　西武が交流戦初戦を制し、連敗を3でストップ。4番の山川が14号ソロを含む3安打2打点をマークし、広島とのセ・パ首位対決初戦を制した。

　西武は初回、山川の左前適時打で先制。その後、1－3と逆転されたが、4回は山川の右前打などで一死満塁としたあと、8番金子侑が走者一掃の適時三塁を放ち再び勝ち越した。山川は5回にも14号ソロを左翼席へ運び「打ったのは真っ直ぐです。打ててうれしい」とコメント。主砲が勝負強さを発揮ち、チーム合計でも12安打で7点を奪った。

　先発のカスティーヨは、5回3失点で3勝目（3敗）。打線の援護に助けられ、2勝目を挙げた4月25日ソフトバンク戦以来となる白星を手にした。6回以降はリリーフ陣が無失点リレー。9回は増田が締めた。

　広島は1点を追う2回、6番会沢の4号2ランで逆転。3回は3番松山の右前適時打でリードを広げたが、先発・中村祐が5回5失点と粘れず、3敗目（3勝）を喫した。4回以降は得点を奪えず、手痛い逆転負け。連敗は3に伸びた。