○ 巨人 9 － 8 日本ハム ●
＜2回戦・東京ドーム＞

　30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－日本ハム戦』で解説を務めた佐々木主浩氏は、最後の打者となった日本ハム・アルシアについて言及した。

　日本ハムは2回に8点を失い一方的な展開になると思われたが、3回に1点、4回に5点を返し、6－9で試合は9回に進む。3点を追う9回、巨人の守護神・カミネロを攻めたて、日本ハムは大田泰示、中田翔の適時打で一時は8点あった点差も1点差に迫る。二死一塁ではあるが、一発が出れば逆転となる日本ハム。ここで代打・アルシアが登場した。

　アルシアはマウンド上のカミネロが制球に苦しんでいたため、3ボール1ストライクと打者有利のカウント。しかし、5球目のややボール気味のフォークに手を出し投手ゴロに倒れ、試合が終了。粘りを見せるもあと1点及ばなかった。

　佐々木氏は最後の打者・アルシアに対し「（カミネロが）コントロールに苦しんでいて、次が近藤でしょ。1球待ってもよかったんじゃないかな」とコメント。「真っ直ぐを待ちながらだったので、勿体ないなあ。次のバッターを考えるとね」と残念がった。

（ニッポン放送ショウアップナイター）