敵地ZOZOマリンで、ロッテに1勝2敗と負け越した広島

◆ 今季もパ高セ低? ヤクルトは怒涛の5連勝

 広島は3日、ロッテとの交流戦(ZOZOマリン)に5-7で敗れ、3カード連続の負け越しとなった。それでも、セ・リーグ2位のDeNAが3連敗を喫したため、4.5ゲーム差は変わらず。今節では阪神、巨人、中日の3球団もそれぞれ1勝2敗と負け越し、セ・リーグは2位以下の5球団が借金生活に入った。

 広島は5回までに5点を奪うも、好調だった先発・九里が、6回途中6失点で2敗目(1勝)。2戦連続で先発投手が踏ん張れず、チームは連敗となった。これで前カードの西武戦に続き、交流戦は2カード連続の負け越しスタート。同順位は8位タイへ後退し、リーグ戦の貯金は「8」に減った。

 一方で、広島を追う立場の2位DeNAは、ソフトバンクに3連敗を食らい再び借金生活に突入(通算23勝24敗2分)。さらに、3位阪神は西武に、4位巨人はオリックスに、5位中日は日本ハムにそれぞれ1勝2敗と負け越し、広島とのゲーム差を詰めることができなかった。

 この1週間、セ・リーグで唯一勝ち越したのが最下位のヤクルト。前カードのロッテ1回戦こそ落としたものの、残り2試合を連勝。今カードの楽天戦でも3連勝し、通算5勝1敗で交流戦2位。リーグでも5位中日に0.5差と迫ってきた。

 交流戦は序盤の2カードを終え、セの14勝に対し、パは21勝。今年もパ高セ低の出だしとなったが、セ・リーグ球団の巻き返しに期待したい。

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