広島・野間峻祥(右)=マツダ(C)KYODO NEWS IMAGES

 セ・リーグで唯一貯金生活の広島。今季は丸佳浩(現在は一軍復帰)、野村祐輔、鈴木誠也(現在は一軍復帰)が故障で離脱し、昨季勝率第1位のタイトルを獲得した薮田和樹、リリーフで存在感を見せた中田廉が不調で二軍調整中だ。そんな苦しいチーム事情の中でも、広島は首位を走る。

 広島の強さを支える要因は戦力の厚さだろう。6月1日に放送された『ニッポン放送制作のロッテ-広島戦』で解説を務めた野村弘樹氏が「昨年鈴木誠也が夏に怪我をしてから、松山が4番で仕事をしましたし、今年も丸がいない間に野間が出てきた。しっかりと活躍するという意味では、若手、中堅を含めてレベルアップしていますね」と話せば、山本昌氏も「二軍にもいい選手がたくさんいる。選手層の厚さがカープの強さかなと思います」(5月5日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-広島戦』)と語った。

 今季でいえば、丸佳浩が故障で離脱した間に野間峻祥が台頭。野間は昨季までは終盤の代走・守備固め、打撃はやや物足りなかった。今季は課題だった打撃で規定打席に届いていないが打率.351をマーク。丸が故障から復帰後も左翼でスタメン出場し、レギュラーが手に届きそうな位置にいる。

 投手では昨季一軍登板が1試合もなかった高卒2年目のアドゥワ誠が存在感を示す。開幕からビハインドゲームでのリリーフを主に務め、チーム3位の21試合に登板。防御率は2.70と安定した投球を披露している。

 交流戦は2カードを終えて2勝4敗と苦戦しているが、今日から6試合は今季16勝6敗と勝率.727と得意にする本拠地・マツダスタジアムでのゲーム。若き力で嫌な流れを止めたいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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