日本ハム・清宮幸太郎(C)KYODO NEWS IMAGES

◆ 雨を切り裂く第10号

 日本ハムの清宮幸太郎選手は6日、鎌ヶ谷で行われているイースタン・リーグDeNA戦に「3番・左翼」で先発出場。初回の第1打席でレフトへの先制2ランを放ち、リーグ最速で10号に到達した。

 同じ高卒ルーキーの阪口皓亮と相対したこの日の第1打席。外寄り低めのボールを逆らわずに弾き返すと、打球は下がっていくレフトの頭上をあっという間に超えていく。二軍戦はこれが23試合目にして、早くも第10号の本塁打となった。

 一軍では21試合の出場で打率.179とプロの壁に苦しんだものの、二軍降格後は驚異的なペースで本塁打を量産。この試合前の時点では、打率こそ.247も本塁打は9本を数え、長打率は.605をマーク。一軍での貴重な経験と悔しさを糧に、ひと回り成長した姿を見せている。

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