アーチが飛び交った横浜スタジアム
横浜スタジアムで行われたDeNA-西武の3連戦は、雨天中止を挟んで西武の2勝で終了。5日の試合で4本塁打を打ち込んだ西武の“山賊打線”がこの日も3本の花火を打ち上げ、殴り合いを制した。
西武は初回に栗山巧の3号3ランで先制。3回にも5日の試合で2本塁打を放っている浅村栄斗の本塁打で追加点を挙げ、試合を優位に進める。一方、DeNAも4回に不振に苦しんでいたネフタリ・ソトが2ランを叩き込むと、8-3で迎えた7回にまたもソトが一発。満塁弾で1点差まで詰め寄ったが、9回に1点を失って万事休す。西武が9-7で逃げ切り、このカード2連勝で勝ち越しを決めた。
開幕から絶好調の西武打線が“山賊打線”と呼ばれて徐々に定着しつつある中、「ならば横浜を本拠地とするDeNAは“海賊”だ」として“海賊vs.山賊”と注目を集めたこのカード。比較的本塁打の出やすい横浜スタジアムという環境も相まって、終わってみれば2試合で飛び交った本塁打は両軍合わせて9本。期待通り(?)の打ち合いとなり、ファンを楽しませた。
なお、このカードはきょうで一旦終了となるものの、6日に雨で中止になった試合が1つ残っている。まだ振替日は決まっていないが、“海賊vs.山賊”のもう1試合にも注目が集まりそうだ。
【DeNA-西武戦で飛び出した本塁打】
▼ 6月5日
(西)外崎 5号ソロ
(西)浅村 10号2ラン
(西)山川 17号ソロ
(西)浅村 11号2ラン
▼ 6月7日
(西)栗山 3号3ラン
(西)浅村 12号ソロ
(De)ソト 5号2ラン
(西)山川 18号2ラン
(De)ソト 6号満塁