昨年のWBCではメキシコ代表として活躍
阪神は15日、シカコ・カブス所属のエフレン・ナバーロ内野手と契約合意に至ったことを発表した。
アメリカ出身の32歳、左投左打の内野手。一塁がメインも左翼で出場することもあり、過去には右翼を守った経験もある。今季はメジャーでは4試合の出場にとどまり、打率も.167と結果を残すことができなかったが、マイナーでは3A・アイオワで48試合に出場して打率.310をマーク。シュアな打撃を見せている。
2013年と2017年にはメキシコ代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシックに参戦。2016年11月に行われた侍ジャパンとメキシコ代表の強化試合でも主力として来日しており、第1戦では1番打者として5打数2安打の活躍。チームの勝利に貢献した。
阪神は新加入のウィリン・ロサリオが思うような結果を残せず、ここまでチーム打率.238と194得点はリーグワースト。ナバーロには低迷する打線の起爆剤としての期待がかかる。
順位は5位に沈んでいるものの、2位以下は全チームが借金を背負う状態で大混戦になっているセ・リーグ。2位までの差も1ゲームしかなく、まだまだ巻き返しは可能だ。新助っ人は苦しむチームを救うことができるだろうか。
▼ エフレン・ナバーロ
生年月日:1986年5月14日(32歳)
身長/体重:183センチ/95キロ
投打:左投左打
ポジション:内野手
[今季成績] 48試 率.310(184-57) 本4 点29