制球難にボーク、乱調気味もダイソンが救う
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が現地時間18日(日本時間19日)、敵地でのインターリーグ(交流戦)エンゼルス戦に救援登板。先発・グリンキーが残した走者を返してしまったが、自身はバックの好守にも救われ、球団新人記録を塗り替える20試合連続無失点とした。
平野は6-2で迎えた7回、好投した先発・グリンキーのあとを受け、一死一塁の場面で登板。先頭打者の1番キンズラーに三塁線を襲う打球を浴びたが、これを三塁・ラムが横っ飛びで好捕。しかし、一塁への送球は逸れ、内野安打で一、二塁とされた。
続くトラウトの打席ではボークをとられ、そのトラウトは四球で歩かせた。満塁で迎えた3番アップトンにもカウントを悪くし、フルカウントから捉えられた打球は中堅後方へ一直線。もうひと伸びで同点満塁被弾となる打球だったが、これを中堅・ダイソンが、フェンスにぶつかりながらも好捕。タッチアップで三塁走者の生還を許したが、大量失点は免れた。
なおも二死一、三塁のピンチだったが、4番プホルスは右飛。平野は2/3回、打者4人に19球を投げ、1安打1四球の内容。失点は先発・グリンキーの自責点となるため、20試合連続無失点で防御率を1.42とした。
ダイヤモンドバックスは7-4で勝利し、連敗を2でストップ。2番ゴールドシュミットが先制2ランを放つなど、3本塁打を含む10安打7得点。7回途中3失点のグリンキーは6勝目(5敗)を手にした。