ニュース 2018.06.22. 14:16

交流戦MVPはオリックスの吉田正尚 ”もうひとりの吉田”も大活躍

無断転載禁止
交流戦で好投したオリックスの吉田一将(C)KYODO NEWS IMAGES

得点圏打率トップ、打線を牽引した吉田正


 日本生命セ・パ交流戦の全日程が終了した。21日の最終戦で阪神との“関西ダービー”を3-3で引き分けたオリックスは、ヤクルトに次ぐ2位の座を死守。勝ち越しを決めているパ・リーグの最高勝率チームとなり、MVPには吉田正尚が選ばれた。

 吉田正は流戦期間中に打率.397、3本塁打、10打点をマーク。打率と安打数(27本)は3位タイ。得点圏打率.500は、4選手と並びトップだった。21日の阪神戦でも、8回に一時勝ち越しとなる適時三塁打をマーク。主砲としてMVPに相応しい活躍を見せた。

 一方で、投手陣の働きも見逃せない。交流戦のチーム防御率は、1位のロッテ(2.40)に次ぐ2.98。先発陣では、アルバースが2勝0敗、防御率3.50。西勇輝は2勝1敗、防御率2.25。金子千尋は2勝1敗、防御率2.37と、充実したスターターたちの安定感とゲームメイク能力が光った。

 救援陣も力投。抑えの増井浩俊は、ラストの阪神戦こそセーブに失敗したが、10試合に投げ防御率0.84をマーク。全6球団からセーブを記録した。主に8回を託された山本由伸も好投。こちらも10試合に登板し、1勝0敗8ホールド、防御率0.90をマーク。優秀な必勝パターンのふたりも、MVP級の働きだった。

吉田一は全10試合無失点、献身的な投球が光る


 ブルペン陣では他にも、近藤大亮が10試合に投げ、2勝1敗1ホールド、防御率2.70を記録。そして増井、山本、近藤と同じく10試合に登板し、唯一無失点だったのが吉田一将だ。

 振り返ると、今季の交流戦初白星を手にしたのは背番号14だった。5月29日の中日戦、先発のアルバースが5回途中で降板したが、ピンチでリリーフした吉田一は、若月健矢の捕逸で追加点を許したものの(自責点はアルバース)、勢いづいた中日打線の反撃を最小限で食い止めた。その直後、チームは逆転し、吉田一は今季3勝目をゲット。チームを勝率5割復帰へ導いた。

 6月14日の広島戦では、5-0の7回に連続ソロを浴びた金子をリリーフ。3点差に迫ってきた赤ヘル打線を無失点に封じ、勝ちパターンへつなげた。9日のヤクルト戦では、3-6の6回から2イニングのロングリリーフをこなし、1安打無失点で打線の反撃を待った。リード、同点、ビハインド、さまざまな場面で腕を振り、交流戦だけで10回2/3に登板。1勝0敗5ホールド、防御率0.00の好成績を残した。

 吉田一は今季通算で見ても、ここまでチームトップの31試合に登板し、3勝1敗7ホールド、防御率1.89と活躍している。MVPは打者・吉田に決まったが、投手・吉田の献身的な働きもMVPに値するものだ。

 ちなみにオリックスには、吉田凌投手、吉田雄人外野手も含め、吉田姓が4選手在籍。今後、吉田凌のプロ初勝利、吉田雄のプロ初安打にも期待したい。

【PR】オリックス・バファローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

今季リーグ4連覇と日本一奪還を目指すオリックス。エースの山本由伸が抜けた穴を埋めるのは宮城大弥か山下舜平大か先発陣の活躍に注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西