ニュース 2018.07.04. 10:53

日米大学野球が開幕!侍ジャパンが圧巻の4安打完封リレーで白星発進

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第42回 日米大学野球選手権大会

【第1戦】
● アメリカ 0 - 1 日本 ○
<現地時間7月3日 BB&Tボールパーク>

 『第42回 日米大学野球選手権大会』が現地時間3日(日本時間4日)にアメリカで開幕。第1戦に臨んだ侍ジャパンは虎の子の1点を5投手によるリレーで守り、1ー0で勝利を収めた。

 大事な初戦の先発マウンドを託されたのは、明治大3年の森下暢仁。初回を内野ゴロ3つで立ち上がると、2回には四球で走者を出しながらも直後の打者を内野ゴロで併殺。2回まですべてのアウトをゴロで取る投球で危なげなくアウトを重ねていく。

 3回・4回も3人で斬り、気が付けば無安打投球。5回の二死からこの試合はじめての安打を浴びるも、後の打者を冷静に斬って無失点。5回を投げて1安打・1四球、2奪三振で無失点と期待に応える好投を見せた。

 すると、打線は6回に先頭・佐藤都志也(東洋大)の死球と3番・辰己涼介(立命館大)の安打でチャンスを作ると、一死後に5番・伊藤裕季也(立正大)がセンターに打ち返す先制の適時打。ついに均衡を破った。

 その後、日本は継投策へ。2番手の津森宥紀(東北福祉大)は安打と死球でピンチを招きながらも難しい得点直後のイニングをゼロで抑え、7回の伊藤大海(苫小牧駒沢大)と8回の小郷賢人(東海大)も安打を許しながら無失点投球。最後の9回は、プロ注目の剛腕・甲斐野央(東洋大)が打者3人から2つの三振を奪う圧巻の投球を見せてゲームセット。わずか1点のリードを守った日本が初戦を白星で飾った。
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