7回二死満塁のピンチで救援登板したDバックスの平野佳寿

○ ダイヤモンドバックス 4 - 2 カージナルス ●
<現地時間7月3日 チェース・フィールド>

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が3日(日本時間4日)、本拠地でのカージナルス戦に救援登板。満塁の大ピンチを1球で抑える好救援を見せ、チーム記録を更新する26試合連続無失点とした。

 平野は4-2で迎えた7回に3番手として登板。先発のグリンキーが二死から連打を浴び、代わった2番手左腕・デラロサが四球を与え満塁のピンチだったが、バトンを受けた右腕は、2番パームを1球で三ゴロ。宝刀・スプリットで見事な火消しを完遂し、2点リードを死守した。

 その裏の攻撃で代打を出され、平野は1/3回、わずか1球で降板。26試合連続無失点で防御率を1.22とし、上原浩治(現巨人)が持つ日本人最長の無失点記録まで、あと1試合に迫った。

 ダイヤモンドバックスは1点を追う5回、2番ゴールドシュミットが19号3ランを放ち逆転。7回途中2失点のグリンキーは、平野の好救援にも救われ9勝目(5敗)を手にした。チームはエースと主砲の活躍もあり、連敗を4でストップ。貯金を再び10とし、ナ・リーグ西地区首位の座を守った。

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